2022/06/14 11:05 ウェザーニュース
今日6月14日(火)、気象台から近畿、東海、北陸、中国地方の梅雨入りが発表されました。各地で平年より遅い梅雨入りで、中国地方は昨年と比べると1か月以上も遅い梅雨入りです。
なお関東甲信では平年よりも早く、先週6日(月)に梅雨入りとなっていました。これで関東以西の各地が梅雨入りしたことになります。
平年より遅い梅雨入りに
2022年の梅雨入り日
▼気象庁の梅雨入り発表
・中国地方:平年より8日遅く、昨年より33日遅い
対象:岡山県、広島県、島根県、鳥取県(山口県は九州北部地方に含む)
・近畿地方:平年より8日遅く、昨年より2日遅い
対象:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
・東海地方:平年より8日遅く、昨年より1日遅い
対象:静岡県、愛知県、岐阜県、三重県
・北陸地方:平年より3日遅く、昨年より1日遅い
対象:新潟県、富山県、石川県、福井県
・梅雨入りには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
この先の天気予報
この先10日間の天気予報
湿度も高まって不快な蒸し暑さとなるため、体調管理にお気を付けください。
本州各地の平年の梅雨明けは7月中旬頃ですが、今年はラニーニャの影響で梅雨明けが早くなる可能性も考えられます。
今年の梅雨の時期の降水量は平年並みか平年より少ない予想です。梅雨の期間が短くても、集中豪雨となることもありますので油断は出来ません。特に6月下旬から7月前半にかけては前線活動の活発化が想定されるため、大雨の季節への対策を早めに進めるようにしてください。
各地の梅雨入り予想
東北も今週のうちに梅雨入りとなる可能性が高いとみています。雨の季節への備えを進めてください。
湿った空気の影響を受けやすくなるこの時期は、大気の状態が不安定となる日もあります。日々、天気予報を確認するようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)