大阪・吉村知事 政治家報酬は「ゼロか1億」敏腕経営者からの提案に自虐「今、僕、手取り…」 – スポニチ Sponichi Annex 芸能


吉村洋文氏
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 大阪府の吉村洋文知事(49)が、4日配信のABEMA「For JAPAN」(後9・30)に出演し、政治家の報酬について持論を語った。

 企業のトップたちを招いて、経営者視点で日本再生を討論する番組。この日のテーマは「政治屋一掃の道」で、経営者からは「政治家の報酬なんてゼロか1億円でいい」という意見が出た。実績を挙げた政治家に対してのみ、報酬を支払うべきだという考えだった。

 こうした意見に対し、吉村知事は「面白いなと」と述べ、「人生の一時期を公に尽くしてもらいたい。どうせ死ぬわけですから」と、経営者たちに政界進出を呼びかけた。

 あらためてこの提案について、「それをやるなら、一つはゼロ円ですよね。公に尽くすわけだから、お金は一切関係なし、それをやると。もう一つは、1億円よりもっと上げてもいいのではないか」と、2通りの考え方を挙げた。

 報酬について、自身が大阪市長時代のエピソードを例に語った。「僕は大阪市長、大阪府知事をやりましたが、企業再建みたいなことをやってきたわけです。大阪の借金は多くて5兆円あった。僕は市長の時、1兆円、借金を減らしたんです。もし1%の成功報酬だったら、僕の報酬100億円です。そういうことです」。さらに「今、僕、手取り70万円です」とつぶやくと、スタジオから笑いが漏れていた。

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